EmoFreak’s blog

限界オタクが韓国ミュージカルを観て感じたことを忘れないように書き留めていくブログです。

【渡韓レポ】2年半ぶりに韓国に来ました(※雑感)

ご無沙汰しております。あこです。

 

やっと渡韓解禁できたよ~~~~~!!!!!

コロナ前最後の渡韓が2020年2月末~3月頭の週末だったので、実に2年6ヶ月ぶりの渡韓。

いや……2年半て…………

むしろよくその長い間で諦めたり違うジャンルに浮気(一年くらいMIU404にどっぷりハマってましたが)せずにここに戻ってこれたなと。

正直コロナ後半年間くらいは、いつ行ける?2か月後は?3か月後は?と、逐一最新の状況を探ったり、韓国で発売されるOSTやDVDをとにかく買い集めたり、中継を見まくったり……と頑張っていたんですが、その反面行けない作品たちの情報を集めるのがつらい時期も定期的に訪れたりしまして。

とくに、本陣様(キム・ジェボムさん)がスモークやブカマやゴーントゥモローといった、韓国で見たかった作品にことごとく出られていて、それをただ指を咥えて海の向こうから見ることしかできないという現実に打ちひしがれていた時期も長かったです。

スモークの時期は本当に病んで韓ミュ関連の情報を極力シャットアウトしていました。結局本陣は中継もなかったし……ほんとに恨んでるからなダブルK。

そういったことに疲れてしまったのもあって、あの頃ほどの狂ったモチベはもう戻ってこないかなあ、という感じだったんですね。

話は少し脱線して私事になりますが、コロナ発生直後あたりの頃に仕事がめちゃくちゃ忙しくなり、毎日のように終電近くまで残業をしながらじゃんじゃんお金を稼いでいたんですね。

でも結局どこにも遊びに行けないし、そもそも今お金を稼ぐ必要ってある???という考えに至りまして。

何の現場にも行かなくなったおかげでお金も溜まったので、えいやーと仕事を辞めてオンライン語学堂に入ることにしました。

そこで半年間プー太郎しながらみっちり韓国語をやって、ある程度の基礎は身に着けられたところで、せっかくだしTOPIKも取って韓国語使える仕事探そう!となり……最終的にめでたく現在勤めている会社に転職した、という経緯があります。

そんなところから、気づけば入社1年以上が経過、そこまで一切渡韓なしですよ。

いや長かったですね2年半。本当に長かった。

 

だから、実際韓国に再度降り立ったらめちゃくちゃ感動して泣くだろうと思ってたんですよ。

ビザ申請して、入国に必要なものとか調べて、久々に飛行機予約して宿予約してチケッティングもして、いざ入国したわけです。

 

ぜんぜんあの頃と感覚変わらな過ぎて何の特別感も違和感もなく入国してしまった。

 

そんなことある?wwwwwwww

 

一応弁解すると、着陸(機体が地面についた瞬間)から入国審査、荷物受取、空港内PCR検査完了まで30分しかかからなかったという爆速入国手続きのせいで、実感が湧く間もなく韓国の地に降り立ってしまったというのが一番の原因だと思うんですよ。

陰性証明書いらなくなったからなのかわからないですけど、列で待つ間もなくあれよあれよといううちに全ての手続きが終わってる感じ。

しかも、こんなすんなりいくもんなの???あれ???って首をかしげている間にも、金浦空港駅の5号線ホームまでの道のりから降りるホームの方面、定宿最寄り駅から定宿への道のり、全部体が覚えているせいで何の引っかかりもなくホテルチェックインまで済んでしまったんですよね。

唯一ソワソワしたのがPCRの結果待ちの時間だったんですが、正直その間も仕事のZOOMミーティングとかをやっていたので(社畜)やらなきゃいけないことをひたすらこなしていたら陰性証明書が届いた、みたいな感じでした。

そこでほっとして、やっと実感が湧いてきたかも?というところで劇場に向かったわけなんですけど、これまた2019年に散々通った大学路TOM1館に向かうわけです。

一番通った死の賛美という演目を、本陣様の次によく見ていた大好きな俳優さんたちで。

あまりにも見慣れた光景ばかり目に入ってくるもんだから、新鮮味がなさすぎてさすがにちょっと面白かったです。自分で組んだスケジュールだけれどもww

 

そしていざ公演に入って、劇が始まるわけじゃないですか。

そこでもまず感じたのが「やっぱこれだよこれ!!!!!これが見たかった!!!!!」っていう、懐かしのおふくろの味を久々に味わったみたいな感じだったんですよね。

2019年の死の賛美と今回の10周年死の賛美ってほとんどキャストが同じなので(本陣いないけど……)、あの頃と地続きの世界線にやっと戻れたんだなあみたいな感じ?

悪い意味ではなく、自分の感じ方まで全部、あの頃となんも変わらなかったんです。

 

これを書いている今は渡韓3日目の深夜なんですが、正直未だに韓国に来た……!みたいな感慨的なものはあんまり感じていないです。

もしかしたらそれは仕事で一年間みっちり韓国と深く関わって韓国人の同僚と韓国に関する仕事をしてきたから、韓国という国が身近なものとして体にしみこんでいるというのもあるかもしれないのですが。

こんなにするっとあの頃に戻れるんだ、というあっけなさの方が強い。

 

それよりも感じたことといえば、大学路がコロナを経て寂れるどころか、めちゃくちゃあの頃よりも活気に溢れている気がする、という点です。

チケッティングがしんどすぎる!!!!!!!

2019年の死の賛美もレジェンド級のキャスト揃いで、キャストによっては毎回100%完売、という、あの年の小劇場公演ダントツトップ売上をたたき出した超人気公演だったわけですが。

今回の10周年さちゃん、あの頃と比べてもさらに無理ゲーなくらい本当にチケットが取れない。正真正銘の全公演1分で完売。キャストほぼ変わんないのにですよ???

他の公演も人気作はほとんどそういう状況なようで、どうやら大学路に通うオタクの母数自体が増えているような感じがします。

いくらチケット取りづらいといっても今回ほど取れない公演ってあの頃はなかったよ……

そのチケッティングの過酷さを裏付けるように、大学路の街も寂れるどころか、むしろ新しい店もじゃんじゃん入ったりして以前より賑わっている感じでした。

観光地どこもゴーストタウンだよみたいな話はなんだったん???ってくらい活気に溢れている。いや喜ばしいことだけれども!

大きく変わったことといえば俳優様たちの退勤がまだ解禁されていないことくらいで、それも解禁されたらもはやあの頃となんら変わらない、むしろさらに活性化した大学路になるんじゃないのかなと思いました。

内需がほとんどの業界だからこそ、早めにコロナから立ち直れたということもあるのかな。

大学路という街が元気でいてくれるのはオタクとしても大変嬉しいことなので(チケッティングは辛いですが)その点に関してはすごく安心しました。

 

その傍ら、未だにコロナ感染によるキャスト変更などはあちこちで耳にするし、毎日昼と夕方に今日のソウルの感染者数がアラートで届くし、まだまだ油断ならない状況であるというのも確かではあります。

我々海外遠征オタクからしたら入国時PCR検査は存在する限り毎回確実にストレスの一因になるし、それが残っている限りは飛べないという韓ミュオタの方も多いですよね。

こうして来れたことはやっぱり幸せだなあという事実をしっかりと噛みしめつつ、残りの日程もめいっぱい楽しんで帰ろうと思います!

 

本当は渡韓レポって書くからには入国準備とか入国してからの流れとか諸々細かく書きたかったのに、結局ただのお気持ち感想文になってしまった~。

いろんな手続きまわりは帰国してから気力が残ってたらまとめて記録しておこうかな、と思います。

渡韓レポとかって他のちゃんとしたブロガーさんとかもまとめてるし、別に自分で書かんでもいいかなという気も……笑

ひとまず観劇レポはまたできる範囲で再開しようと思いますので、もしご興味あればまた覗いていっていただけたら嬉しいです!

 

それでは今日はこのへんまでにします!明日も昼公演当日券買わなきゃなのでいい加減寝る おやすみなさい~~~